飲料用ストローも工業用ストローも同じ押出機でポリプロピレン樹脂を溶融させて、前方の丸い金型から筒状に溶けた樹脂を押し出します。
赤丸部分が金型です。

押出機の口金（ダイ）

ストロー状の形状にするための口金です。
筒状の隙間から樹脂が押し出されて、連続して長いストローが出来ますが、５ｍ先にこのストローを高速で引っ張る高速ローラーがあります。
溶けた樹脂を高速で引っ張ることで、口金の出口より直径は小さくなります。また、肉厚も薄くなります。

ストローは使い捨てしますので、価格や環境保護の観点から、できるだけ少ない材料で作る必要があり、樹脂で薄いパイプを作れる技術に進化しました。